日頃より学校法人福岡女学院へのご理解ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

学校法人福岡女学院は、2023年12月1日開催の理事会において、福岡女学院大学短期大学部の2025年度以降の学生募集を停止することを決定いたしました。

福岡女学院大学短期大学部は、1964年の開設以来「神を畏れ奉仕に生きるよき社会人としての女性を育成する」という方針に基づく教育により、これまで高等教育機関として、社会で活躍する2万2千人を超える多くの卒業生を社会に輩出してまいりました。

しかしながら、18歳人口の減少と四年制大学志向など近年の社会状況の影響は大きく、全国の短期大学が厳しい学生募集状況に陥っています。福岡女学院大学短期大学部も例外ではなく、さまざまな努力にもかかわらず、今後も厳しい状況が見込まれます。
本法人は、今後について慎重に検討を重ねてまいりましたが、2024年4月入学生の受け入れをもって学生募集を停止することと決断いたしました。募集停止いたしますが、短期大学が培ったこれまでの力を大学の教育機能強化へ集中する為のものであることをご理解下さい。

次年度（2024年4月）の入学者を含めすべての在学生が充実した学生生活が送れるよう、また教育、進路支援などにつきましては、これまで同様に万全を尽くしてまいります。

卒業生、在学生、保証人、本学の教育にご理解を示してくださっていた高等学校、そして本学を支えてくださった地域の方々等これまで福岡女学院大学短期大学部の教育・研究にご理解を賜りました皆様方に厚く御礼申し上げます。

2025年度以降の学生募集停止に至りました事情を何卒ご賢察いただき、ご理解承りますようお願い申し上げます。

今後は、福岡女学院大学短期大学部の英語科の教育方針を継承し、変化する社会のニーズに柔軟に対応可能な大学機能強化に向けた改組改編の構想を進める所存です。

なお、在学生の保証人の皆様、関係各機関の皆様には、文書を発送いたしました。加えて、在学生に対しては、既に対面で説明を実施しております。