福岡女学院キャンパスマスタープラン2021の策定にあたって
教育研究の基盤となる施設の整備については、これまで耐震改修を主体に実施してきましたが、このたび新たな整備方針にもとづく「福岡女学院キャンパスマスタープラン2021」を策定することとしました。
キャンパスマスタープランは、建学の理念のもとで実践されるアカデミックプランを、施設面から支えるために作成する共通認識を持つための重要なツールです。
福岡女学院のあるべき姿をイメージしながら、今後20年を見据えたキャンパスマスタープランを策定しました。
*この計画は、学院を取り巻く状況及び財政事情の変化により柔軟に変更されるものであり、現時点で確定したものではありません。
福岡女学院キャンパスマスタープラン2021は、5つの章で構成する。
01 基本事項 |
基本方針
「個性を活かしたキャンパス」を目指すことなど4つの基本方針を制定
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整備方針
「残すべきもの、変えるべきものを明確化する」ことなど6つの整備方針を制定
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02 現状と課題 |
キャンパスの教育研究環境としての基礎的な情報を整理
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03 フレームワークプラン |
基本方針、整備方針に基づき、キャンパスマスタープランを実現させるため、20年後のキャンパスの目指すべき目標を示す。
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04 アクションプラン(2022-2027) |
基本方針、フレームワークプランに基づき向こう6年間を想定した施設整備計画
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05 施設マネジメント |
自然環境に配慮した環境マネジメント、ライフサイクルコストを意識したコストマネジメントを重視
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02 現状と課題
曰佐キャンパス
- ●住宅を中心とした市街地にあり、緑豊かなキャンパス
- ●南北に伸びた渡り廊下を軸に校舎が枝分かれした配置構成が特徴的
- ●建物の多くは経年50年以上のため建て替えが必要
古賀キャンパス
- ●市街地にあり、オリーブの植栽がいたるところに施された美しいキャンパス
- ●共通ゾーン、駐車場ゾーンが散在するためゾーン構成の改善が必要
03 フレームワークプラン 20年後の目標
曰佐キャンパス
- ●新耐震基準にて建設された建物以外は順次建て替えることとしそれ以外の建物は改修整備とする。
- ●南北を貫く渡り廊下による主動線は維持する。
- ●車両は主要建物を囲むように周回させ歩行者の安全を図る。
古賀キャンパス
- ●各建物は順次改修整備を図る。
- ●2号館に増築する形で大学院棟を計画する。
- ●自転車の出入り口を新設し歩行者の安全を図る。
04 アクションプラン 2027年までの計画
曰佐キャンパス
- ①中高校舎を建て替えることにより機能刷新を図る。2023年度に着工予定
- ②ハウイ館を改修し施設環境の向上を図る。
- ③100周年記念館を改修し図書館等の機能向上を図る。
2022年3月 施設マネジメント委員会