高校2年生の生物の授業で「発酵学実習」を行いました。
米のとぎ汁を使って乳酸菌を、干しブドウを使って酵母を増殖させました。
廊下が蒸し暑く、気温が36℃もあったので、発酵実習には好条件でした。
3日後には酸っぱい香りがしていて、液性も酸性となりました。乳酸菌が乳酸発酵を行った結果です。長細い細菌が乳酸菌です。
この乳酸菌液に牛乳を加えるとヨーグルトができるのですが、生徒たちは半信半疑です。
ヨーグルトができました!
乳酸菌が牛乳をヨーグルトに変えることと、たった半日で変化することに驚いていました。
ロイロノートで今回の実習のまとめを行い共有しました。
他にも酵母のアルコール発酵(※)や、麹による甘酒づくりなど、1週間にもおよぶ発酵学実習が終了しました。
衛生面を考慮して、試食はしていませんが、実習を通して発酵の仕組みを理解することができました。
2学期はDNAの単元に入ります。頑張っていきましょう!
※酒税法違反にならないように、加える酵母量を厳密に調節して行っています。
2022.09.10