高校2年生の「大切なひとりプロジェクト」では、生徒たちが自由に課題を設定し、グループで探究活動に取り組んできました。
木下さんたちのグループでは「おおきなかぶは本当に抜けるのか?」というテーマで探究活動を行い、「CURIO SCHOOL」主催の中高生探究コンテストにおいて1,857組のエントリーから、見事ファイナリスト10組に選出されました。最終審査会は2月17日(土)に東京の十文字中学・高等学校で開催され、木下さん・實松さんが代表として発表しました。
木下さんたちは、絵本『おおきなかぶ』の現実性に疑問を感じ、かぶに見立てたペットボトルを土に埋めて、実験方法も自分たちで試行錯誤しながら取り組んできました。絵本の挿絵からおじいさんたちが出せる力やかぶの質量などを推定し、実際にペットボトルに入れる水の量を変えて、抜くときに必要な力を調べて土の働きを考察しました。また、ペットボトルを抜くのに必要な力と埋める深さの関係も調べて考察するなど、物理で学んださまざまな知識を活用して探究を深めてきました。
3月2日(土)には熊本市で開催される日本物理教育学会九州支部研究大会ジュニアセッションにおいて、木下さん・實松さんが発表予定です。応援よろしくお願いします!
(日本物理教育学会九州支部研究大会へ向けての練習の様子)