「令和5年度 第3回ゴールボール競技大会」で本校のチームが、3年連続優勝を果たしました。
今回の大会は、福岡県内の私立学校7校、13チ-ムがエントリーし、ト-ナメント方式で行われました。本校からは2チ-ムが出場。両チームともに圧倒的な強さで勝ち上がり、決勝は「女学院対決」となりました。
チーム名は「松ぼっくり」と「原っぱ」。チームの名前はかわいらしいですが、猛者の集まりです。決勝戦は1対1のまま延長戦に突入し、最後は「原っぱ」が勝利しました!当日見学をされていたパラリンピックの選手から、「とてもチームワ-クが良い」と褒められました。毎年、高校1年生と2年生の有志で構成されるチームのメンバーと松原教諭(監督)に、熱い拍手をお願いします!
【ゴールボールとは?】
ゴールボールは視覚に障害のある人を対象に考えられた球技で、パラリンピックの種目に採用されています。1チーム3人の選手が、ボールを転がすように投げ合ってゴールを守り、相手ゴールにボールを入れて得点を競います。選手は視野や視力の障害の程度に差が出ないようにアイシェードをつけます。
前半・後半各12分間の試合は、6人制バレーボールと同じ広さのコートで、バスケットボールと同じ大きさで2倍の重さ(1.25キログラム)のボールを使用します。ボールの中には鈴が入っており、その音と味方の声を頼りに試合が行われます。互いの選手に不利になるような音や、監督やコーチからコート内にいる選手への指示も出せません。もちろん観客も同様です。起き上がって投球、速度のある重いボールを阻止して守備するときは、ボクシングのパンチほどの衝撃を受けることから「静寂の中の格闘技」とも言われます。