毎年秋に行っている「視聴覚鑑賞」。
今年度は、東京芸術座による『12人の怒れる男たち』を観劇しました。
父親殺害の罪に問われた少年の裁判における評決の議論を通して、多様な人間のあり方や生命の尊厳について深く考えさせられる内容でした。
【生徒の感想】
私が陪審員の1人だったら、初めは多数派の「有罪派」だったと思います。“多数派”というだけで、それが正しいと思い込んでしまうからです。しかし、このストーリーの多様な議論から、憶測や偏見だけでは真実は見えないこと、「聴くこと」「言うこと」は大切だということに気づきました。
東京芸術座の皆様、ありがとうございました。