上の図は、これをクロスさせたプロット図です。
ここからあいさつの意義を考えてみます。そ
して、この4領域の対極を考えてみると「あいさつのできない人ってどういう人?」につなげることができます。
Aは、「共同感情の確認」です。「こんにちは」のように相手に対して敵意や反感がなく自分が相手と同じような気持ちをもつことになります。
Bは、「情緒的支援」です。「がんばって」のような励ましのあいさつがこれにあたり、相手の意欲を喚起することになります。
Cは、「コミュニケーションの導入」です。「お元気ですか?」と問い返すようなあいさつは、コミュニケーションを円滑にします。
Dは、「儀礼的行為」です。形式的な意味が大きいのですが、社会的に重要です。「お世話になっています」等。
では、「あいさつができない人」について考えてみましょう。
AからDの対極を考えれば、明確です。
・共同感情に欠け、相手に反感か敵意をもっている。少なくとも相手との関係を拒否している人。
・励ましたり、共感したりしようとしないことから相手に関心をもてない孤独な人。
・コミュニケーションがうまくとれない人。
・常識に欠ける人。
総じて言えば、あいさつができない人は、社会生活が円滑に営めない人と社会から判断されてしまうということです。
だから「 あいさつ 」をみなさんのミッションプライドにしてください。
誰に対しても、どこにいても、堂々とあいさつのできる人であってほしいのです。