2024.12.13

ゴールボール競技大会 4連覇!

2024年12月7日(土)に、千早アリーナで「令和6年度 第4回 ゴールボール競技大会」が行われ、今年も福岡女学院高校のチームが優勝を果たしました!

この大会には、高校1年と高校2年の2チームが参加し、4年連続の優勝&準優勝となりました!

今年のチーム名は、「まことの子」と「ひかりの子」。
「2チームとも、担任の先生とゴールボールに携わっている数学の先生の名前を入れたい!」ということで、「まこと」「ひかり」は数学の先生の名前から、「子」は担任の先生の名前からとって命名しました!
いざグループ名が決まると意外と聖書に基づいたような名前になり、女学院らしさが増しました!

また、大会本番が、期末試験の一週間後だったため、期末試験が終わってからは、メンバー全員で朝休みと放課後に猛特訓をしていました。
朝休みは、早い人は7時から練習を始め、放課後は6限目や7限目が終わってから19時過ぎまで練習していました!

以下は、生徒たちの練習での思い出です!
「ボールの投げ合いの練習をしている時に新しく投げ方を発明したり、メンバーみんなで回転投げに挑戦してみたり、上手な投げ方をシェアしてみたりなど、チームのメンバーと協力しながら四連覇へ向けて切磋琢磨していました。
また、 試合の練習で初球をじゃんけんで決める時にずっとあいこになってしまってなかなか初球が決まらないこともよくありました。」とのことでした。
練習の時間も忘れられない高校の思い出になったようです!

参加された生徒の皆さん、おめでとうございます!

 

 

 

 

 

☆ゴールボールとは?☆
ゴールボールは視覚に障害のある人を対象に考えられた球技で、パラリンピックの種目に採用されています。
1チーム3人の選手が、ボールを転がすように投げ合って、相手ゴールにボールを入れて得点を競います。選手は視野や視力の障害の程度に差が出ないようにアイシェードをつけます。

前半・後半各12分間の試合は、6人制バレーボールと同じ広さのコートで、バスケットボールと同じ大きさで2倍の重さ(1.25キログラム)のボールを使用します。ボールの中には鈴が入っており、その音と味方の声を頼りに試合が行われます。互いの選手に不利になるような音や、監督やコーチからコート内にいる選手への指示も出せません。もちろん観客も同様です。起き上がって投球、速度のある重いボールを阻止して守備するときは、ボクシングのパンチほどの衝撃を受けることから「静寂の中の格闘技」とも言われます。

見えていない分、選手同士の声の掛け合いや、仲間の息づかいや足音をよく聞くということが重要になる競技です。
この競技を通して、生徒達は自分の思っていることを相手に声に出して伝え合う大切さを実感してくれる機会にもなっています。