mission2015
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「社会に役立ち、奉仕するサーバントこそが社会をリードできる。私たちは、豊かな知識、技能、優れた洞察力、また総合的な判断に基づく決断力、これらを身につけることによって、サーバントリーダーをめざします。」創立記念式典では、会場のギール記念講堂に中高生、大学生、看護大学1年生、教職員、同窓生、旧職員が多く集まりました。「祈りによって設立され、祈りによって育てられてきた130年の歴史から学び、祈りの精神こそが女学院の良き教育の基本。将来つないでいかなければならない。女学院の将来の夢を語り合いながら、あっという間にやってくる創立150周年に向かってご一緒に歩み出しましょう。」特別なお客様としてお招きしましたエッセイ    4スト・檀太郎さん晴子さんご夫妻もご来場。檀さんは、5月の産経新聞の連載コラムに、お母様が女学院時代にメイクイーンに選ばれたお話を写真とともに紹介されていました。檀さんは、お父様が作家の檀一雄さん、お母様は福岡女学校(女学院の前身)の卒業生で律子さん。幼くしてお母様をご病気で亡くされた檀さんは、「今日、メイクイーンを見て、母の写真の面影とたぶって涙が出そうになりました」とおっしゃいました。お母様ご他界後、お父様が発表された小説『リツ子・その愛』『リツ子・その死』には、律子さんへの深い愛情が綴られています。今年は、聖書の音楽家といわれるバッハの誕生から330周年。そして聖書の教えと讃美を中心に発展してきた福岡女学院は創立130周年。積み重ねられてきた2つの歴史がひとつになって喜び歌う「Mission Bach Year」を記念事業として展開中です。そのオープニングとして、創立記念行事の5月16日(土)に「鈴木優人パイプオルガンコンサート」を行いました。コンサート前に行うパイプオルガンの調律を、今回初めて報道関係者に公開しました。2125本ものパイプの音を調整するのは、このオルガンを制作したフランスのガルニエ工房のマテュー・ガルニエ氏。熟練の技を多くの報道カメラがとらえ放送されました。これらの報道をご覧になった方々から多くの問い合わせがあり、当日チケット販売に200名近くもの方々が並ばれ、会場は2階席もうまるほどの盛況でした。次回は10月3日(土)に、日本人初のバッハ・メダル受賞者、鈴木雅明氏を迎えてのパイプオルガンコンサートです。どうぞ、皆様お聴き逃しなく。(9月上旬予定)125周年記念館の1階廊下で行われた同窓会バザー毎年にぎわいますMission No.112中高と大学の合同のハンドベルクワイア演奏で式典のお祝いをしました「Glorious Celebration」(C.ドブリンスキー作曲)メイクイーンたちと檀太郎さん晴子さんご夫妻とで記念撮影このバッハは全部水引きでできています。中高卒業生で水引きデザイナーの長浦ちえ氏(H10年卒)に作成していただきました。「マタイ受難曲」Comming soon!missionBACH YEARPart 3学院創立130周年事業Mission Bach Year

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