2015年5月28日(木)に開催された理事会、評議員会で2014年度決算書が承認されましたので、その概要をご説明いたします。学校法人会計の計算書類は、学院が行った諸活動の支払資金の収入と支出のてん末を表す「資金収支計算書」、経営状態を表す「消費収支計算書」、財務状態を表す「貸借対照表」により表示し、私立学校法第47条及び学校法人会計基準第4条に定められた規則に基づき作成するものです。資金収支計算書(表1)前年度繰越支払資金18億7千8百万円を含めた総収入は、137億3千万円となり、当年度支出119億5千万円を控除した次年度繰越支払資金は、悪化となりました。消費収支計算書(表2)帰属収入は46億2千7百万円となり、この収入より耐震補強工事等のために計画的に組入れる基本金4億3千9百万円を差し引かねばなりませんので消費収入の合計は、41億8千7百万円となりました。これに対して消費支出の合計は47億2千万円となり、消費収入の合計との差額は、5億3千2百万円の支出超過となりました。これに、前年度繰越消費収入超過額2億2千6百万円と第3号基本金の一部取崩額1億7千8百万円を加えた、翌年度繰越消費支出超過額は1億2千7百万円となりました。なお、帰属収入の合計から消費支出の合計を差し引いた帰属収支差額は9千2百万円の赤字となりました。 貸借対照表(表3)資産の部の合計は、196億5千4百万円となり、前年度比1億1千8百万円の減少となりました。これは主に流動資産の減少によるものです。負債はの減少となりました。これは、主に退職者の退職給与引当金の取崩によるものです。基本金は、固定資産の取得による1号基本金への組入れにより172億8千7百万円となりました。なお、学院のホームページには、2014年度事業報告、2015年度事業計画を掲載し、学院の諸活動を報告しておりますので、併せてご覧下さい。2014年度 決算書概要説明17億8千1百万円となり約1億円の24億9千5百万円となり、2千5百万円土地、建物、構築物等を取得するための支出です。 業収収(注)〔予備費〕は未使用額を表し、( )内の金額は使用額を示す。科 目予 算学生生徒等納付金収入手数料収入寄付金収入補助金収入資産運用収入資産売却収入入事雑入借入金収入前受金収入その他の収入資金収入調整勘定前年度繰越支払資金収入の部合計3,510,29173,49063,200758,106138,240070,39078,98370,000534,7645,199,220△ 751,4391,878,20311,623,448科 目予 算人件費支出教育研究経費支出管理経費支出借入金等利息支出借入金等返済支出施設関係支出設備関係支出資産運用支出その他の支出3,086,794903,569254,68944511,840809,815131,8653,417,2001,385,7878,000 (22,000)△ 197,4891,810,93311,623,448〔予備費〕資金支出調整勘定次年度繰越支払資金支出の部合計収 入 の 部支 出 の 部決 算差 異3,482,72965,79455,497726,059103,260100,00069,147107,21270,000666,0767,210,101△ 802,4011,878,20313,731,67727,5627,6967,70332,04734,980△ 100,0001,243△ 28,2290△ 131,312△ 2,010,88150,962△ 2,108,229決 算差 異3,062,299964,491371,34145111,840526,138143,6445,561,0021,645,93224,495△ 60,922△ 116,652△ 60283,677△ 11,779△ 2,143,802△ 260,1458,000△ 336,7441,781,28313,731,677139,25529,650△ 2,108,229(単位:千円)(単位:千円)翌年度に入学予定の学生生徒園児から受入れる入学金や授業料等です。当該年度の活動に対応する資金を前年度以前に受入れたものです。教育研究用の備品やその他の備品、図書等を取得するための支出です。当該年度の活動に対応する資金を前年度以前に支払ったものです。Mission No.11215(表1)2014年度 資金収支計算書(2014年4月1日から2015年3月31日)福 岡女学院
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