「生徒とともに歩んだ絵筆の記憶 田中冬心展」
【期間】2025年10月3日(金)~12月19日(金)土日祝休 ※土曜日10月18日と11月1日は開室します
【開室】9:30~16:30 ※自由見学
【場所】125周年記念館6階 資料展示室(福岡市南区曰佐3-42-1)
【問合せ】福岡女学院資料室 092-575-5996(平日9:30~16:30)archive@fukujo.ac.jp
【★ガイドツアー】企画者 大國教授による展示解説。校章図案だけではない冬心先生の魅力をぜひご堪能下さい。
①10月17日(金)16:00~ ②10月18日(土)14:00~ 展示解説約30分+質問・自由見学20分
※各回15名程度、先着順でお受けします。★お申込はお気軽にこちらから
田中冬心は福岡女学院のアイデンティティともいえる校章をデザインした教師としてその名を歴史に刻んでいます。しかし、その輝かしい功績の陰には、画家としての多様な芸術活動や生徒の個性を重んじた教育への情熱が隠されています。校章考案者としての側面だけでなく、画家、そして教育者としての多岐にわたる足跡をたどり、その全貌を少しでも後世に伝えることができればと考え、本展を企画いたしました。
ぜひご来場ください。
田中冬心(順之助)1893~1959
学生時代から田中天麗朗と号し俳句を雑誌に投稿しており、1911年には洛陽堂より刊行された『都会スケッチ』に竹久夢二、恩地孝四郎、宮武辰夫、久本DONと共に参加。1913年から太平洋洋画研究所で学び、1920年には津田青楓の食客となる。二科展のほか、平和博覧会美術展やサロン・ドートンヌにも出品。関東大震災を契機に帰福し、1925年から福岡女学院の教師となり、死の直前の1959年まで「学院独特の個性教育の開拓のために」活躍し、校章のデザインも考案した。
福岡女学院2025年度学院活性化推進助成 特別展
〔企画:大國眞希(人文学部現代文化学科教授)、協力:福岡女学院資料室、福岡女学院大学図書館〕